日本の船でよく「○○丸」と名づけられているのは船に「お舟玉」と呼ばれる御神体が納められているから。星を見ず岸を見て舵を取るのが日本の伝統航法ですが、岸が見えなくなってからはどう進むかを御神体に訊いていた。昔から安全と豊漁を祈って船大工の棟梁は”運のいい奴”が選ばれました。船に御神体を納める儀式は棟梁が伝承するのですが、これは空海が九世紀に唐で授かった密教の秘法。祖父は直弟子でない私には絶対に儀式を見せてくれませんでした。
週刊文春 2008.10.9 号
「造船技術者高橋和志の仕事のはなし」(聞き手=木村俊介) (via roomrag) (via toshiharu) (via kml) (via pdl2h) (via vmconverter) 2008-10-13 (via gkojay) (via jacony) (via etecoo)
「丸」は昔子供の名前に使われてたことばで、子供ってのはまだ人間になってない存在、人間の外の自然の世界と人間の世界の間に位置してる存在、そういうものに「丸」をつけた。船も人間の外の自然の世界に乗り出していくという意味で「丸」がついてる、というのが先じゃないかな。
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